媚武術
気が付けば三ヶ月以上またblogを放置してしまいました。
先週で新しい職場の研修も終わりまして、明日から配属になります。
幸いな事に課の人達は今の所とても良くしてくれますが、仏の顔も三度までと言いますし、
変な期待はしない方がお互いの為にも良いのでしょうね。
昨日はBUCK-TICKのライブに行ってきました。
元々行くつもりだったのが職場の都合で行けなくなった後に職場の予定が無くなり、
非常に悔しい思いをしていた所、SNSでチケットを譲ってくれる方がいらっしゃいまして(ありがとうございました)、
急遽前日に見に行けることになったのです。
敢えてRolandのTR-808シャツに袖を通し会場へと移動しました。
(私は特に星野英彦さんのファンで、星野さんのお兄さんはRolandで開発をされているので、
自分なりの文脈提示のつもりだったのですが、このチョイスも結局は気持ち悪い自意識の発露に他ならないかもしれませんね。)
仙台銀行ホール、初めて行きましたが雰囲気は地元の市民文化センターより好みかもしれません。
席もかなり近くで、メンバーの表情まで見れたのは初めてでした。
B-Tのツアーに伺うのは実は10年前(!)のmement mori以来なのですが(ライブ自体は2012年のPARADEのcali≠gariとの対バン以来)
その時よりも開場前に流れていたSEで知っている曲が増えてて、なんとなく嬉しかったです。
考えてみればこの人達が居なければ、私はYMOもBauhausもCODTもPortisheadもBjörkもChemical Brothersも、DepecheModeもNINも、
その他挙げ切れない位、今大好きな音楽を聴くことはなかったのだな、と思うと本当に感謝の気持ちしかありません(私は音楽に詳しい、の意に非ず)。
肝心のLIVEの内容ですが、言うまでも無く素晴らしかったです。
恐らく櫻井さんの意向(反戦、ですね)もあり、ややいつものB-Tと比較するとポリティカルな雰囲気が漂っていましたが、
押し付けがましさといったものは皆無だったように感じます。
アルバムの路線としては近い「或いはアナーキー」以降の曲が混ぜ込まれると思っていたので
まさか、楽園や残骸を聴けるとは思ってなかったです。
多分、無知の涙とかもその内やるのかな。
今井さんは順当に忌野清志郎化してました。
Moonから体内回帰への流れは、なんだかとっても寂しい心持ちになって泣いてしまいました。
演奏も歌もmement moriの頃より格段に上手(当時も下手だった訳ではない)になっていて、
きっと表現力に割けるリソースがどんどん増えていったのだなぁ、と続けることの大事さを改めて教わった気がします。
ラストのSolarisでも泣いてしまいました。近年の櫻井さんの高音の表現力の向上には目を見張るものがあると思います。
最後の挨拶も本当に紳士的で思いやりに溢れたもので「あぁ、この人達についてきて良かった」と
心の底から思えました。
帰宅した後はギターを弾いて(小声ですが)歌いました。
明日からきっと忙しい日々が続くけど毎日ギターを弾いて、少しずつでも上手くなれればいいなと思います。
SetListは興味のある方が居れば調べてください。私は寝ます。